
11月9日(火)、東京国際フォーラムで開催された民放大会で「RABJスタート!ラジオの課題と将来」をテーマにシンポジウムが行われました。
■コーディネーター 上智大学 音好宏 助教授
■パネリスト 社団法人日本広告主協会 白井純 電波専門委員長
社団法人日本広告業協会 丸山直樹 ラジオ小委員長
RABJ代表 真野英明
参加者は200人を超え、ラジオ局関係者のほかテレビ局関係者の参加もあり、RABJに対する各方面の関心の高さが伺えました。
パネリスト、コーディネーター、それぞれのお立場からRABJに期待するもの、要望、ラジオの取り組むべき課題についての提言と将来について、貴重なご意見が交わされました。 (普及促進部 倭島)

(社)日本民間放送連盟発行 「民間放送」 11月13日 第1650号より
RABJスタート!ラジオの課題と将来
まず真野氏がラジオ広告推進を目指す第三者機関としてのRABJの役割、組織、活動内容などを紹介。白井氏は広告主として「データの共有化など、ポテンシャルの高い団体に」、丸山氏は広告会社として「基本的なデータやラジオの課題を発信し続け、ラジオの宣教師の役割を」と熱いエールを送った。続いて音氏が「ラジオの特性・課題」について問題提起。白井氏はパーソナル媒体、イベント連動媒体などを特性として挙げ、「話題になる回数が少ないので、良さを頻繁にPRする」「ラジオの特性を理解し直す場を作る」などが課題だとした。丸山氏は「信頼性と親近感の特性が知られていない」との問題を指摘したうえで、博報堂の「媒体と視聴者との“きずな”」調査などを紹介、「局に対する親密度」でラジオ局はテレビ局にヒケをとらないと指摘した。
さらに「メディア環境の変化」「ラジオ局への注文」がテーマとなり、パネリストからはアメリカのラジオ広告費が全広告費の7%を上回っているのに対し日本は3.2%。逆にアップの可能性は大いにあるなどの指摘があった。また若い人のラジオ離れの問題に関し、幼児から10歳を対象にしたラジオ関西「王様ラジオキッズ」が成功例として紹介され、同社の制作責任者からの報告も行われた。
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