ページタイトル「ラジオの企業サイトへの誘導力」検証企画
< メディアフォーメーションでの「ラジオCM」と「企業サイト」 >

このページと同じ内容のPDFファイルがダウンロードして頂けます。PDFダウンロード

I.はじめに

1.一般企業のWeb系2大テーマ
  1. ワンソース(コンテンツ)・マルチユース
  2. 企業サイトへの誘導・誘引
2.多くの企業では、コミュニケーション・ターゲットを企業サイトへ如何に効率よく誘導・誘引するかが課題となっています。

本企画では、クロスメディア論に惑わされることなく純粋に、「ラジオCM」の企業サイトへの「誘導力」と「生かし方」をメディア・フォーメーションの観点から考えてみました。

メディア・フォーメーションとは、如何に効率よくコミュニケーションするかを、各メディアの特徴を考慮しつつ並列的、縦列(重層)的に隊形を組み、多段的に攻撃を仕掛けるメディア陣形です。
従って、リーチ・マックス追及のメディアミックス論とは全く異なるコミュニケーション戦略です。

II.メディア別・情報提供形態

ビジュアルや文字メッセージの質と量ともに「企業サイト」に勝る情報メディアはないが、単独でターゲットを呼び込む引力は非常に弱い。

  • マスメディアの利用目的は「リーチ力」→「企業サイト」への誘導
  • ラジオのメリットは「音声以外に何も無い」事と、ローコスト
  音声 ビジュアル (文字)メッセージ
静止画 動画 少量 大量
電波 ラジオ × × × ×
テレビ ×
印刷 新聞 × × ×
雑誌 × × ×
屋外広告 × ×
企業サイト

III.企業サイトへの誘導での「ラジオの優位点」(仮説)

原理・原則 ⇒ ラジオだけを上手に利用すれば満足できる「アクセス数とコストパフォーマンス」を獲得できる
(ビジュアル情報の開示は、店頭と企業サイトに限定)

企業サイトへの誘導での「ラジオの優位点」イメージ画像

IV.メディア・ベストフォーメーション(仮説)

  • ラジオだけの利用は、合理性を欠くケースは出てくる!!
  • ローコストで最高のパフォーマンスをあげるには
    • 短期間限定で「ラジオ」だけをコミュニケーション・ツールとする世界をつくることである!!
    • 情報は、「店頭」と「企業サイト」だけで公開
      【 完全に情報隠しする、じらし戦略(ティーザー広告)とは基本的に異なる。】
  • 【第1ステージ】キャンペーン・スタート4日(2日)間 ⇒ 「ラジオ」だけに大量出稿
  • 【第2ステージ】キャンペーン開始5日(3日)目以降  ⇒ 他メディアでフォローアップ

企業サイトへの誘導 最高のアクセスとコストパフォーマンス

(注)「スタート4日間」の日数に特別の意味は無いが、超大量集中型CM出稿で許容される限度か

V.仮説検証の実施概要

  1. 広告主、ラジオ局の協力を得て具体的なケース・スタディとして検証します。
  2. 実施地区は「関東地区」とし、首都圏民放ラジオ全10局の協力を得ています。〔スポットCM(20秒)の無料提供〕
  3. 広告主には、企業サイトのログ情報を開示していただきます。
  4. キャンペーンスタート時の4日(2日)間は、コミュニケーションをラジオCMに限定して大量投下を実施し、情報飢餓感を煽ります。
  5. ラジオ・スポットCM投下本数
    次の2ケースで検証します。

(投下本数の基本的考え方は、VIIを参照ください。)

  1局
(20秒スポットCM投下本数)
10局 合計
(20秒スポットCM投下本数)
CM出稿期間
ケース <A> 40 (本) 400 (本) 2日(又は3日)
ケース <B> 80 (本) 800 (本) 4日(又は5日)

VI.仮説検証実施要領(案)

I.検証地域 関東地区(首都圏)
II.協力ラジオ局
(10局)
(AM/4局)
TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオ日本
(FM/6局)
TOKYOFM、J-WAVE、InterFM、FMヨコハマ、NACK5、bayfm
III.協力広告主
(2社)
ビジュアル情報がキーとなる一般生活者対象商品・サービスを持つ企業を基本とする
IV.検証協力要件
<広告主>
  1. キャンペーン・スタート4日(2日)間のコミュニケーション・メディアは、ラジオと企業サイト だけに限定する。(但し、店頭等は除く)
  2. Web企業サイトは、キャンペーンスタート時から当該商品の詳細情報をアップする。
    (ケータイ対応も必須 ⇒ ヤング層、ドライバーの取り込みのため)
  3. ラジオCM制作費の負担
  4. 本キャンペーン・スタート日の前後1週間(計2週間)の企業サイトへのアクセス数の提供。
    および、これまでのキャンペーン開始日前後1週間計2週間)の企業サイトへのアクセス数の提供。
    RABJが行う本企画趣旨に準拠した検証結果の公表を了承していただく。
    但し、企業サイトへの アクセス数は、伸び率で公表する。
<ラジオ局>
  1. 次の「スポットCM出稿量別2ケース」の両方への協力。
  2. 特定の〜5日間で、スポットCM(20秒)の無料提供。
    • 1局  2ケース・合計 ⇒   120本
    • 10局 2ケース・合計 ⇒ 1,200本
V.検証項目・方法
1.本キャンペーン実施企業の「企業サイト」アクセス数(参加企業からの提供)

目的:従来方式と本方式でのアクセス増加率比較等により、本方式での有効性を立証する。

2.本キャンペーンの一般生活者への浸透状況の把握。

目的:(各ケース毎)第1ステージ終了直後に「CM認知状況調査」を実施。調査費はRABJの全額負担

〜調査設計〜

(1)調査方法 : 電話調査(RDD方式)
(2)調査地域 : 首都圏
市外局番/東京(03)、横浜(045)、さいたま(048)、千葉(043) 地域
(3)標本数 : 800サンプル(有効)
標本の地区割付は、当該年齢の人口比。
(4)調査対象 : 15歳〜69歳の男女個人
(5)調査項目 :
  • CM認知状況
  • CM理解度
  • 興味関心度
  • HPアクセス状況
  • 当該商品
  • サービス関心度 等

VII.スポット投下本数の基本的考え方

1.ラジオの聴取実態を見てみると、特定の1局だけしか聞いていない人が7割強と圧倒的に多い状況です。
<火曜〜木曜の民放ラジオ累積聴取局数>
男女15〜69歳 / 火〜木の3日間累積 / 10時〜16時(6H)
ビデオリサーチ・首都圏ラジオ調査(07年4月度)
  • 1局聴取 70.7%
  • 2局聴取 21.9%
  • 3局聴取 6.3%
  • 4局以上 1.1%
2.従って、今回の企画では10局合計のスポットCM<総>投下本数を効果検証の基本とするのではなく、1局での投下CM本数を基本とするべきものと考えています。
1局の「企業サイト・アクセス数増加寄与度」は、総増加率を使用局数で除したものが基本となります。
3.ラジオのコスト効率の良さに加え、アクセス数の絶対量を増やすには複数局利用(リーチ量)が鍵となります。

このページと同じ内容のPDFファイルがダウンロードして頂けます。PDFダウンロード